喘息完治法

咳アトピー咳嗽

咳喘息との違いは?完治する?

紛らわしい!?アトピー咳嗽と咳喘息

【目次】

アトピー咳嗽とは?

アトピー咳嗽の症状

咳喘息との違い

アトピー咳嗽の診断

アトピー咳嗽の治療

アトピー咳嗽の原因

アトピー咳嗽とは?

アトピー咳嗽(がいそう)は、喉の掻痒感、つまりイガイガ感やムズムズ感を伴う乾いた咳が唯一の症状である疾患です。

 

痰が酷くからむ、喉にひっついている感じを伴う場合もあります。

アトピー咳嗽の症状

アトピー咳嗽の症状は咳喘息と同じアトピー咳嗽は、咳喘息と症状が似ています。咳嗽(がいそう)とは咳という意味です。

 

文字通りアトピー体質が深く関わって起こる慢性的な咳がアトピー咳嗽ですが、アトピー型喘息と違ってヒューヒュー、ゼーゼーと言った喘鳴はありません。

 

咳喘息と同じく、喘鳴のない乾いた咳が長期間続きますが、喘息のように呼吸が苦しくなることはありません。

 

咳は8週間以上続き、男性よりも女性に多く見られる疾患です。

 

アトピー咳嗽の症状と特徴をまとめると以下の通りです。

 

自己チェックいつまでも乾いた咳だけが続く(ひどい場合は数か月~1年以上)

喉にかゆみやイガイガ感がある

咳は夜間から明け方にかけて出ることが多い

会話時、長電話時、運動時、笑った際に咳が出る

タバコの煙、香水の匂い、ほこりなどで咳が出る

季節の変わり目、梅雨時、台風シーズンに咳が出る

冷気を吸った時、電車に乗った時などに咳き込みやすい

喘息のような喘鳴(呼吸時にゼーゼー、ヒューヒューといった呼吸音が出る)はない

風邪薬や咳止め、気管支拡張薬が効かない

20代~40代の女性にやや多い

アトピー素因*がある人に多い

咳喘息との違い

咳喘息の発作アトピー咳嗽の症状は、咳喘息とほぼ同じです。

 

違う点は、気管支拡張薬のβ2刺激薬が効かず、抗ヒスタミン薬と吸入ステロイド薬が有効な点です。血中にIgE抗体が多いなど、アトピー素因を示す所見があることも、診断基準に含まれています。

 

また、咳喘息と違って、喘息へ移行することはありません。

 

アトピー咳嗽という病名から、アトピー型喘息と勘違いされることもあるようですが、病状は異なります。

 

喘息の発作では、喘鳴や呼吸困難が伴いますが、アトピー咳嗽の場合、喘鳴も呼吸困難もありません。唯一の症状が、長期間にわたって続く乾いた咳です。

アトピー咳嗽の診断

喘鳴や呼吸困難を伴わない乾いた咳が長期にわたって続く場合、アトピー咳嗽か咳喘息を疑います。どちらか判断するには治療的診断が有効です。

 

気管支拡張薬が効かず、そのかわりに抗アレルギー薬や吸入ステロイドが効くという場合はアトピー咳嗽の可能背性が高いと判断できます。

 

もっと専門的には、喀痰中好酸球が増加したり、アトピー素因を認めたり、呼気NO濃度が正常であるという条件もあります。

アトピー咳嗽の治療

咳喘息は完治可能アトピー咳嗽の治療には、抗ヒスタミン薬や吸入ステロイド薬が用いられます。

 

抗ヒスタミン薬のみの有効率は約60%で、咳嗽を完治させるためにはステロイド薬を必要とする場合が少なくないです。

 

著しく咳が酷くて吸入ステロイド薬の吸入が困難である場合には、喘息や咳喘息の治療と同様、経口ステロイド薬を内服させることもあります。

 

アトピー咳嗽が寛解して治療を終了しても、約4年間でおよそ半数の患者に再発するといわれているので注意が必要です。

アトピー咳嗽の原因

咳喘息には吸入ステロイド薬が第一選択薬咳受容体の感受性が亢進していることが原因と考えられます。

 

気道に存在する咳受容体が刺激されると脳に信号が伝わり、咳をするように命令が出されます。

 

アトピー性咳嗽では、この感度が上がっているため、通常では反応しないようなわずかな刺激(タバコの煙や会話など)によって、必要以上に反応してしまい、咳が誘発されます。

 

通常、咳は、気道に入ってしまった異物を外に出そうとして起こる体の防御機能で、「咳反射」と呼ばれます。

 

本来なら咳の必要がない程度の状態でも咳き込むので、長い咳症状が続いてしまいます。

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