喘息完治法

月経喘息

女性特有の喘息

月経前に起こりやすい女性の喘息

【目次】

月経喘息とは?

月経喘息の症状

月経喘息の原因

月経喘息の特徴

月経喘息の治療

月経喘息とは?

月経喘息の女性女性の喘息患者では月経前または月経中に喘息症状が悪化することがあります。

 

月経喘息は月経の3-4日前に起こることが多く、「月経前喘息」とも呼ばれます。女性患者の3~4割が月経喘息を経験し、それは1週間ほど続きます。

 

月経喘息の機序としては、月経前に体液量が増加することに伴う気管支粘膜の浮腫、性ホルモンの分泌による体調の変化、月経に伴う精神的緊張などが考えられています。


月経前の呼吸機能の低下や気道過敏性亢進なども報告されており、これらの要因が複合的に作用をして、月経喘息が起こります。

 

喘息以外にも精神症状、むくみ(浮腫)、てんかんなどの症状が周期的に黄体期に出現して月経直前にもっとも強くなり、月経開始とともに急速に消えていきます。

 

その理由は、

 

(1)月経前期に体に水分が貯まり、気管支の粘膜がむくみ気道が狭くなる。

 

(2)性ホルモンのバランスの変化が気管支の平滑筋の収縮に影響する。

 

(3)肥満細胞からヒスタミンなどの気管支収縮物質の放出が増える

 

などが考えられます。

 

治療法は喘息の悪化時の対応に変わりませんが、むくみと取るための利尿薬(ラッシクス)に効果があります。

月経喘息の症状

月経喘息は月経(生理)の3~4日前に喘息発作が起こることが多く、生理のある女性喘息患者の30%~40%に見られるという報告があります。症状は通常の喘息発作と同じです。

 

・咳・痰・喘鳴(ぜんめい)


・多呼吸(たこきゅう)


・陥没呼吸(かんぼつこきゅう)


・起坐呼吸(きざこきゅう)


・チアノーゼ

 

等があります。

月経喘息の原因

女性特有の月経喘息の原因には男性にはない女性特有のものがあります。

 

・生理前に体の水分が増加し、気管支もむくんで気管支が狭くなる


・女性ホルモンの影響


・生理前のストレス

 

等が月経喘息の主な原因と言われています。

月経喘息の特徴

月経喘息の多くは重篤月経喘息の特徴としては、症状が重篤な場合が多いということが挙げられます。

 

月経喘息は、非月経喘息と比べてBMIが高く(すなわち過体重~肥満が多く)、努力性肺活量の予測値に対する割合が低く、胃食道逆流症の合併率も高いことが分かりました。また、やはり女性に多く、アスピリンなどの消炎鎮痛剤で重症喘息を引き起こす「アスピリン喘息」との関連も深いことが明らかになりました。

 

成人女性に難治性喘息が少なくないことの原因のひとつとして、この月経喘息も考えておく必要がありそうです。

 

女性は月経周期のうちにダイナミックなホルモン変動が起こります。詳細は不明ですが、このホルモン変動が月経喘息と何らかの関連を持っていることは容易に想像されます。

月経喘息の治療

ただ月経喘息と言っても、治療・管理についてはその他の喘息と変わることはありません。

 

しかしながら、重症例が多いことを考えると、現在喘息治療の核となっている副腎皮質ホルモン(吸入ステロイド薬)の定期吸入や発作時に適切かつ速やかな気管支拡張剤などの治療を行うことが大切です。

 

また、体重の管理や胃食道逆流症の治療管理も考慮すべきです。

 

発作が起こった時に発作止めを吸入、という喘息治療はもう過去のものです。喘息の症状は喘鳴・呼吸困難発作であっても、その実態は気道の慢性炎症による被刺激性の亢進です。

 

すなわち毎日の予防的な副腎皮質ホルモン・持続性気管支拡張剤の吸入、アスピリンなどの増悪因子を避けることが重症化を防ぐ一番の近道なのです。

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